2007年07月01日

「ザ・シューター 極大射程」

ちょうど先週ですね、ホビサプさんでAPSを使ったイーグルアイを
行った後、急いで有楽町まで移動し鴨葱さんと映画を見てきました。

私、サスペンスものの小説は好きでして、日本でしたら横溝正史
の「金田一シリーズ」、海外でしたらP・コーンウェルの「検死官
シリーズ」などが好きですね。

だもんで、「極大射程」の小説を本屋さんでみかけた時はやっぱり
すぐ手にとりましたね。帯布にも「このミステリーがすごい!」の
1位となっていましたし、なにしろお話がスナイパーものじゃない
ですか!一気に読んでしまいました。

読み終わった後、無性にスナイパーライフルが欲しくなってAPS
-2スポーターマークⅡを買って、シェリフのパーツと、キャロット
のマクミランタイプのストックを付けて、小説に出てくるレミントンの
ライフルを1丁組み上げてしまいました。
また、この小説を読んだがために、ウィンチェスターM70への憧れ
が強くなり、K.T.W.から製作が発表されてからはイベントで試作
品が展示される度に見に行って、発売を首を長~くして待っており
ました。実際に手にしてみると見慣れたレミントンとは違う優雅な美
しさがあり、さすがライフルのなかのライフルと呼ばれるに相応しい
出来です。

私が小説を買った時には帯布のうらに「キアヌ・リーブス主演で
映画化決定!」とか書いてあったんですけど、キアヌの映画が
新しく出来るたび、全然違う映画で、極大射程の映画化は流れた
んだな~とあきらめておりました。
そしたらですね、鴨葱さんのブログで「ザ・シューター 極大射程」
の映画化の事が書いてあったので大変喜びましたよ。


映画のHP見てみたら、前売り買うとおまけ付きなので買ってき
ました。この、「特性“ライフル弾薬”チャーム」がおまけです。

パッと見は何でもないように見えますが、





実は、・・・

こんなにもちっちゃいんです!普通のフルサイズの弾薬を想像
していたので、あまりの小ささに前売り券売り場で固まってしまい
ました。

ここから先はネタばれになりますよぉ~

で、ですね、ここからはネタばれになってしまうのでまだ小説を
読んでいない方や映画を見ていない方はご注意下さいね。




もともと、小説の完全な映画化は期待していないので、映画は
映画として楽しめればいいなぁという感じでおりました。
原作の主人公ボブはベトナム戦での海兵隊員でしたが、映画
では設定が現代になっています。ボブが退役する原因になった
ある作戦が映画の冒頭なのですが、現代に代わっているとは
いえ、スポッターと2人で作戦を行うシーンはとってもカッコいい
です!これなら映画も期待できそうです。

ところがですね、いいのはここまでなんです。あんまり批評したり
とか、重箱の隅をつつくような事はしたくないのですが、はっきり
言ってこの作品はスナイパーものではなくてアクション映画に
なってしまっています。

「極大射程」の魅力は、凄腕のスナイパー「ボブ」自身と、小説の
なかに出てくる小道具やちょっとしたシーンがクライマックスに
生きてくるプロット、これに尽きると思います。
これが、映画ではボブはスナイパーと言うよりは優れた兵士とし
てえがかれています。カーチェイスや爆破のシーンが結構有り、
映画としての迫力はあるのですが、スナイパーとしてのボブの凄さ
がうまく伝わってきません。スナイパーライフルだと動きもあまり
ないですし、映画としては地味なんでしょうかね。でも、ベレッタ
M92FやM4を振り回しているボブは、なんだか違うような・・・。

登場人物も極力へらしてあるのはいいのですが、それぞれの役割
に重さがなく、映画を進行するのにあまり役にたっていません。
ボブと行動を共にするFBI捜査官の「ニック」の設定が元スナイパー
から、新米捜査官に代わっています。
FBI捜査官のニックは、殺人事件の容疑者となっているボブに対して
疑問を抱きます。“ボブは犯人ではないのではないか?”と。
これは、同じスナイパーだから分かり合えることで、とても新米の
捜査官にわかるものではありません。元スナイパーが、ボブと行動
を共にすることで、失いかけていたものをもう1度取り戻す、という
のがもう1つのストーリーでもあるので、ここら辺がうまく表現出来て
いないのはもったいない気がしますね。


また、事件の真相の鍵を握る小道具がいくつか出てくるのですが、
セリフや状況説明だけで、具体的にシーンや物として画面に出てきて
いないので、映画を見ている人は「なんでこうなるの?」と疑問に思う
シーンが多々あります。原作を読んでいると、「あ~コレがアレかぁ」
と分かるのですが、それにしても説明が少なすぎます。

そしてどうしても納得がいかないのがエンディングです。監督は「原作
は直接すぎて、つまらないから変えた」と言っておりますが、それは
国に忠誠を尽くし、法を守るボブの信義に反するんじゃないかと思う
のですが、どうなんでしょうか。
でも、原作のスナイパーのよさはあまりうまく表現できていませんが、
スピーディに話が進みテンポもいいので、アクションとしては楽しめる
と思いますよ~
(フォローになっていない?)



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Posted by 子連れ狼  at 00:01 │Comments(3)映画

この記事へのコメント
というか(*´ー`)
子連れ狼さんの長い文章を始めて見させていただいたわけですが、
とても解かりやすくしっかりとした構成の文を書かれているのを見、
もしかすると文才があるんじゃないの、てのが感想でした。

映画も半分見た気にもなれたし、と言うのも原作すら知らないタッキですから、
かえって子連れ狼さんの感想にて見たさが募ったって事でもありました
(*´◇`)ノシ

で、
鴨葱さんの奥様がご出産退院されましたら、鴨葱さんも身の回りとか相応に忙しくなられるんでしょうね。
今も病院通いでしょうが、お会いになられるとしたら
ぜひおめでとうとお伝えくださいね。
Posted by タッキ@R(´ー`) at 2007年07月01日 00:25
原作を読むと、ウインチェスターM70が欲しくなりますねー。しかもブラックストックより、木製の高いやつがチョー欲しいです。アールスワガーシリーズにもM70は出てきてました。

私もしばらくハンドガンの購入を我慢して、KTW貯金をしよーかなと思っています。
しかーしソードカトラスも2万円台後半で高いですがこれも欲しーいハミルトンでした。
Posted by ルイス ハミルトン at 2007年07月01日 09:47
タッキさん、

普段、文章を書くことになれていないので、まったくもってダメですね。分かりやすい文章を書かれる銀角さんが羨ましいです。

鴨葱さんにはちゃんとお伝えしますね~


ルイス ハミルトンさん、

そうなんです、欲しくなっちゃうんです。映画ではほとんど出てこなかったのが残念でした。
ソードカトラス、2万円台後半ってのはKSCとしては高い方ですよね。しかし、最近のWAガバはほとんど3万近い金額ですので、それに慣れちゃっている自分が怖いです。
(こうやって、WAの術中にはまっていくのかと思うと・・・)
Posted by 子連れ狼 at 2007年07月01日 23:40
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