スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上記事の更新がないブログに表示されます。
新しい記事を書くことで、こちらの広告の表示を消すことができます。  

Posted by ミリタリーブログ  at 

2007年06月19日

シリンダー周り


シリンダー&ピストンです。通常、エアコッキングガンは(ボルト
アクションも含めて)どちらも円柱型をしているのですが、
ラーマ・オムニではピストンが矢のような形になっています。



この棒状の矢のピストンの形は、最近ではK.T.Wの38式類や
モシン・ナガンのピストンでも見られます。と、言うかこのモデル
以外でこんな形をしたピストンは見たことがありません。
(どなたか情報お持ちでしたら、教えて下さいね。)
K.T.Wの和智社長はこのラーマ・オムニのピストンをご存知で
38式やナガンを作られたのでしょうか?気になります~



コッキングをすると、ピストンの矢のでっぱりがフレームのブロック
の爪に引っかかりスプリングを圧縮したまま止まります。



トリガーを引くと、ハンマーが倒れブロックを叩くことによって
ブロックが前進し、爪から外れたピストンがリリースされます。


ブロックが前進したところです。

通常、コッキングガンはトリガーを「ぐぐぅ~」とひくことにより、
シアーが段々ピストンから外れ圧縮されたスプリングを開放
します。ところが、ラーマ・オムニはシアーでピストンを保持
するわけではなく、ハンマーはただピストンを引っ掛けている
ブロックを叩くだけなので、トリガーが非常にスムーズで、
変なネバリや段々トリガーが重くなる、なんて事はありません。

つまり、実銃やモデルガンと同じでハンマーはファイヤリングピン
(コクサイの場合はピストンを留めているブロック)を叩くライブ
となっております。
とても、珍しいシステムですが、
 
・普通   トリガー引く→シアー外れる→ピストン前進→発射 
       、の工程が

・オムニ  トリガー引く→ハンマー倒れる→ブロック叩く
       →ピストン前進→発射

と、なっているので発射まで若干のタイムラグが生じます。
一気にガスを放出するガスガンと違って、ピストンが前進する
分、トリガーを引いてから発射まではしっかりグリップしていないと
弾道に影響を与えそうです。  


Posted by 子連れ狼  at 00:01Comments(2)ラーマ・オム二

< 2007年06>
S M T W T F S
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 5人
プロフィール
子連れ狼
子連れ狼
オーナーへメッセージ