2007年05月04日

「フェイス・オフ」グリップ

あぁ~、世間様はゴールデンウィークで連休みたいですが、
そんなことは関係なく、仕事です。
「GWなんて偽りです。お偉方さんにはわからんのですよ」

てなことで、今週はゴールデンウィークならぬ、
グリップウィーク(GW)の始まりです。

「フェイス・オフ」グリップ
もともとのグリップはWAのデラックスモデルに付属していた
AJAXのブラックパールグリップです。
パールのうねりが1つ1つ違うので、まさに世界に1つだけの
グリップですね。


「フェイス・オフ」グリップ
裏は表のようにツヤはないですが、それでもうねうねとうねって
います。アンビセフティー用の溝はなかったので、削って付けました。


こちら、サンコーさん撮影の実際に映画で使われたV12の
画像です。本物は真っ黒なグリップにゴールドのレリーフが
埋め込まれているように見えますが。
「フェイス・オフ」グリップ
これと同じように再現するのは難しいので「黒いグリップ」と
「登り龍」というところをなんとか表現してみたいと思いました。


東急ハンズなどの携帯電話グッズのコーナーにあるのがコレ、
「フェイス・オフ」グリップ
転写式のシールです。
龍だけでなく鳳凰や風神雷神なんかもあり、「左右」であるので、
このようにグリップに使うにはもってこいです。
画像だと分かりにくいですが、かなりデコボコしていて立体感が
あります。
硬質でつるつるした面用なので、表面がつるつるで光沢のある
パールグリップにはまさにドンピシャですね。
もともとのネタはプロップガン・ガンエフェクト製作などをなさる、
栩野幸知氏のHPにあった製作記からアイデアを頂戴いたしました。


このままでもいいのでしょうが、
「フェイス・オフ」グリップ
クリアーのスプレーでは皮膜が薄いと思い、シールが剥がれて
こないように、グリップ表面をコーティングしました。
透明なエポキシ樹脂で、A剤とB剤をまぜると硬化します。
「Ⅱ」と、書いてあるだけあって、耐候性に富んでおり黄変などの
変色がほとんどありません。

他にも使い道があり、「ルミノーバ」などの蓄光材をサイトに塗る時
も、このエポキシ樹脂と混ぜることで粘土状になり、垂れ難く、立体的
なこんもりとしたルミノーバサイトに仕上がります。

「クリスタルレジン Ⅱ」も「ルミノーバ」も東急ハンズで入手できます。


出来上がり~
「フェイス・オフ」グリップ
どうでしょうか?個人的には真っ黒なグリップよりもパールグリップ
の方がかえって、「黒雲を登る龍」的な感じがして赴きがあると
思うのですが・・・



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Posted by 子連れ狼  at 00:01 │Comments(8)グリップ

この記事へのコメント
はじめまして!
こういったスペシャルな銃には惹かれてしまいます♪

”蒔絵シール”
日本の伝統工芸も便利になってありがたい限りです!コレを使った作品を見かける度に興味津々で見ているのですが未だ入手出来ず・・・
”クリスタルレジン Ⅱ”
レジン系は型に流した事しかないのですが、コーティングなら、やっぱり「塗り」でしょうか?重ね塗りの回数とか粘性・硬化時間の変化など気になってしまうのですが、なにか注意点などありましたら、ご教授頂ければ幸いです。
Posted by 虚空弾道 at 2007年05月07日 03:45
虚空弾道さん、

お越しいただいてありがとうございます!
”蒔絵シール”
東急ハンズ(新宿店)だと、かなり沢山の種類があるのですが・・・

”クリスタルレジン Ⅱ”
本来は型に流し、(海外のお土産によくあるサソリや、虫などが入った文鎮やキーホルダーなど)使うようです。
A剤とB剤をまぜると、5分くらいで粘度が出てきます。(ちょっとゆるい水飴くらいです)だんだんと固まってきますので、ある程度ゆるくなくなったら、ヘラや割り箸なんかで塗りつけます。
硬化する時に、滴になってたれてしまう事もありますが、それは固まった後に削ってしまうので気にせずに塗りつけて下さい。
重ね塗りをするとなぜか表面が黄変する事があるので、厚くても、1度塗りの方がいいかと思います。
硬くなりすぎたり、中に気泡が入ってしまっても、ドライヤーの熱をあてれば、なんとか修正は出来ます。
コーティングする表面をきれいに脱脂すれば特に難しい事はないと思いますので・・・。
ご教授というほどのものではないですが、今後とも宜しくお願い致します。
Posted by 子連れ狼 at 2007年05月07日 19:56
子連れ狼さん、

初めてお邪魔させて頂きます♪

こんな手が有ったんですネ~♪シール、よく見つけましたね♪

私もプチ・カスタム、エアコキUSPのスライドを、ストーブ用耐熱シルバーで塗装してみました。
みごと!粗悪アルミ製スライドの出来上がり!どんなに艶をだしても、アルミにしか見えません。(だよね!って感じです)

そうそう!SSオートマグ、後悔してます。
せめて、スネークショットを経験してから、処分すれば良かったです。(^^;
あ~知るのが遅かった~ってトコです♪

それではまた、お邪魔させて頂きます。
Posted by らんぽう at 2007年05月07日 21:32
おお~♪
丁寧に教えて頂き感謝です!ヘラと割り箸でいけますか!硬めの筆とか用意せねばいけないかと思っていまして・・・(汗

こちらこそ、これからも宜しくお願い致します♪
Posted by 虚空弾道 at 2007年05月08日 12:34
らんぽうさん、

どうも~いらっしゃいませ。
私もGUNにではなく、キャンプなどで使うコールマンのガソリン2バーナーにはストーブ用耐熱スプレーを使った事があります。
ABSなどのプラ製にスプレーしても、大丈夫なのでしょうか?

SSオートマグは残念でしたね。今遊んでも、十分に迫力とおもしろさがある製品だと思います。


虚空弾道さん、

いえいえ、宜しくです~♪
Posted by 子連れ狼 at 2007年05月08日 23:38
子連れ狼さん、

こんばんわ。

耐熱シルバーの件ですが、ダメですわ。

素材うんぬんじゃなくて、乾燥が悪い感じ。
2日間置いても、コッキングの度に手に銀粉が付きます。
熱が加わって、ナンボのもんかもしれません。

パーツクリーナー(ブレーキクリーナー)で、綺麗に落ちましたわ(ビックリ!)
Posted by らんぽう at 2007年05月09日 21:30
すげぇぃゃぃ

これはかっちょえぇですね!!!

「ヤッチマイナ」ってルーシーリュー
あたりにも使って欲しい・・・
(映画が違う!!@キルビル)

いいなぁ、いいなぁ。こんなの!!
Posted by ちーちゃん・つげ at 2007年09月17日 23:37
ちーちゃんさん、

ぜひ、オリジナルでかっちょえぇ
グリップ作り、「ヤッチマッテ」下さい!
Posted by 子連れ狼 at 2007年09月18日 23:03
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